瑕疵担保責任の要件

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家を売る時、瑕疵担保責任がどのような条件で発生するのか、という点が気になる方も多いでしょう。当然ですが完璧な中古物件などないので、些細な傷でも瑕疵担保責任が発生するなら、売るに売れなくなってしまいますからね。

部屋瑕疵担保責任の要件(条件)は、瑕疵が「普通では簡単に発見できないもの」となります。例えば、中古物件を内覧する時、壁紙が汚れているなどのことは、すぐにわかります。また、電気のスイッチがつくかどうかも、普通は確かめるでしょう。さすがにかなり細部の発見しにくいスイッチだったら瑕疵担保責任が適用されるかも知れませんが、それでも生活を始めたら1ヶ月程度で気づくものです。このような「スイッチ」の場合は「10ヶ月程度経過していても気づかなかった」ということであれば、「本人が壊したかも知れない」という疑惑も生まれます。

こうした瑕疵担保責任の範囲や要件についてはよく争いになるのですが、社会通念上「この内容の瑕疵に気づくのに、普通の期間と注意力である」と判断されたら、小さいものでも認められることはあります。小さい瑕疵の場合は、もちろん裁判までいかずに当事者間で解決することが多いです。その他の要件としては、買い手がその瑕疵担保を見つけてから、ただちに検査をすることが必要です。この検査をすぐにしなかった場合、買い手の怠慢にもなるので、瑕疵担保責任が免責となるか、軽減されることもあります。

まとめると「よほど重大な欠陥を隠していない限り、普通に家を売る分には大丈夫」ということです。瑕疵担保責任は基本的に「悪質な売り手から買い手を守る」ルールなので、売り手の自分が悪質でない時は、そうそう大きな問題にはならないということです。


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